MAMPの使い方まとめ2

Macの環境でターミナルからphpコマンドを使用する場合、そのまま実行するとOS Xに実装されている/usr/binにあるphpコマンドが実行されます。

$ which php
/usr/bin/php
$ php -v
PHP 5.5.31 (cli) (built: Feb 20 2016 20:33:10)
Copyright (c) 1997-2015 The PHP Group
Zend Engine v2.5.0, Copyright (c) 1998-2015 Zend Technologies

そこでMAMPに実装されているphpコマンドを実行できるようにするためにパスを通します。
パスを通す前に/usr/bin/phpをリネームしデフォルトのコマンドを実行できないようにします。

$ sudo mv /usr/bin/php /usr/bin/php.org
※OS X 10.11 EI Capitanにはセキュリティ機能(SIP:System Integrity Protection) “Rootless”が追加され、rootユーザーであっても/usr/bin配下は変更できなくなっています。以下のエラーが表示されます。
mv: rename /usr/bin/php to /usr/bin/php.org: Operation not permitted

デフォルトのphpをリネームできた場合は、ユーザーのホームディレクトリにある~/.bash_profileに以下のパスを追加します。
MAMPには複数バージョンのphp環境がありどのパスでもいいですが、MAMPで設定しているバージョンに合わせてパスを通しておけばいいでしょう。(以下の例は、php7.0.0)

export PATH=$PATH:/Applications/MAMP/bin/php/php7.0.0/bin

*もし.bash_profileがない場合は作成してください。
設定を反映するために~/.bash_profileを読み込みます。

$ source ~/.bash_profile

PATHが通っているかを確認します。

$ echo $PATH

PATHが通せなかった場合は、/Applications/MAMP/bin/php/php7.0.0/binに移動して直接phpコマンドを実行します。

$ cd /Applications/MAMP/bin/php/php7.0.0/bin
$ ./php -v
PHP 7.0.0 (cli) (built: Dec  8 2015 16:39:19) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2015 The PHP Group
Zend Engine v3.0.0, Copyright (c) 1998-2015 Zend Technologies

※MAMPのインストールについては「MAMPの使い方まとめ1」を参考にしてください。