花火の綺麗な撮り方

花火は普通に写真を撮っても思ったように撮れずにがっかりしたことはないでしょうか?どうせ撮るなら綺麗に撮りたい!ということで花火の撮り方について基本的なことを紹介します。

綺麗に撮るための機材

花火をできるだけ綺麗にとるために用意する機材は2つあります。

1.カメラ

スマホやiPhone以外のコンデジ、デジタル一眼レフなど大抵どのカメラでも撮影できるかと思います。2秒以上のシャッタースピードで撮影ができるカメラになります。レンズのF値は低いと難なく綺麗に撮れますが、F値を高くして取ると花火が浮き上がって映るのでそれも綺麗です。その辺りは好みで調整してください。

2.三脚

花火は動くものなので手で撮影するとほぼブレます。三脚で固定することは必須だと思ってください。

以上は最低限必要ですが、できればレリーズも用意してください。タイミングよくシャッターを切るのにレリーズはとても役に立ちます。しかもシャッター操作が楽になります。

撮り方

カメラの設定はシャッタースピードを2秒以上にするか、もしくはバルブモードでシャッター開放時間をコントロールできるモードにしてください。
花火は明るいのでピントはオートフォーカスで大丈夫です。手ブレ機能もONにしてできるだけブレないように撮影しましょう。
問題は、花火の上がる場所を捉えるのが少し難しいかもしれません。打ち上げる場所や高さと幅がわかっている場合は、カメラをその位置に固定すればいいのですが、上がってみないと分からない場合も多いです。
多くは撮りたい構図を探しながら撮影する感じかと思います。
あとは花火が上がったらココと思うところでシャッターを切ってください。以下の写真はF値を高くして花火だけを撮影しています。また、場所によっては景色と花火の両方が映ればとても綺麗な写真が撮れると思うので、そういったときはできるだけF値の低いレンズを使うといいかも知れません。

花火が開く瞬間だけ撮りたい場合はシャッタースピードが2秒位でも撮れます。
花火4 LUMIX GX7 19mm F8.0 ISO200 2秒
打ち上げた時から花火が開いて散らばるまで全部撮りたい場合はその間シャッターを開放します。
花火1 EOS 70D 18mm F8.0 ISO100 21秒
ISO感度は100でも綺麗に撮影できますが、撮影状況によると思うので値を変えて試してみてもいいと思います。
花火2 EOS 70D 18mm F8.0 ISO100 4.6秒
花火3 EOS 70D 42mm F8.0 ISO100 4.8秒

簡単に撮影できると思うので、この基本的な撮り方をもとにいろいろな撮影方法を試して見てください。

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