以前よりMacを使っているのですが、古いMacの写真を見ていると古いものから順に写真を並べてみるとおもしろそうだったのでまとめました。
でもここでは、年表を正確に表示しているわけではありません。
何年にリリースされたものだとか、細かい情報は省いて大雑把に古いものから並べてみました。
今回はノート型編です。
歴代Mac(ノート型編)
ノート型はその前に登場したラップトップ型から進化した型です。
ラップトップ型はもともとアラン・ケイが提唱した理想のコンピューター像として構想した「ダイナブック(Dynabook)」から生まれています。
ラップトップはまさに「膝上」でも使えるコンピューターとして構想されています。
Macもかつてラップトップ型が存在しました。
他のコンピューターメーカーもこのラップトップ型を開発していました。
日本の東芝もその中の1つです。
この後、東芝はA4ノートサイズで軽量なパソコンの「DynaBook」を開発します。
これがノートパソコンの始まりとされています。
ここから現在までノート型はどんどん薄く軽量になっていきます。
MacはしばらくしてPowerBookが登場します。
Macのノート型は初めて登場したときからPowerBookの名称でした。
当時の日本ではPowerBookがどういった場面で使われていたのでしょうか。
それは、わかりませんww
この頃の日本では情報処理系の会社がノート型を使い始めていました。
当時はIT企業なんて言葉はなく、コンピューターソフトに関わる消費者向けパッケージソフト制作会社以外はおおよそ「〜情報システム」みたいな名前でした。
会社でノート型が活躍するのは、ほとんど文書作成っだたと思います。
東芝DynaBookとかNEC PC-9801nとかで、一太郎を使ってたのではないでしょうか。
PowerBookは一部のマニアな会社や個人が持っていたように思います。
(偏見が入っているかもしれません。すみません。)
PowerBookは少しずつ進化して、PowerPCの搭載されたPowerBookも登場します。
この頃になると現在のノート型に近づいてきていますね。
そして、あのiMacが登場しますw
ノート型も社会現象を巻き起こした神的デザインを踏襲したiBookが登場します。
このときのiBookはPowerPC第3世代(G3)です。
並行してPowerBookはPowerPCの第3世代(G3)にも登場します。
iBookはしばらくして貝殻デザインをやめます。
もうなんとなく最近のデザインですよね。
貝殻デザインは今みるとだいぶおもちゃ感がありますねw
そしてPowerPCの第4世代(G4)になるとPowerBookもデザインが洗練されていきます。
PowerBook G4は私も持っていました。
これは会社の同僚から譲り受けました。
現在は処分したのでもうありませんが、PowerBook G4はノート型でもかなり使えるMacでした。
この頃からノート単体でもこと足りるようになってきたのかもしれません。
そしてiBookもG4まで販売されていました。
iBookはこれが最後のモデルとなります。
PowerBookは続いてG4の新しいデザインが登場します。
アルミニウムになって質感もいまのモデルに近づいてますね。
ノート型のPowerPCのモデルはG4が最後となります。
この後、Intel CPUが搭載されるノート型が登場するタイミングで、MacBookが登場します。
MacBookはiBookの後継機として、筐体はポリカーボネイトです。
以前はこのMacBookを使っていまして、今も持っています。
このMacBookはかなり使いました。
個人で購入したのですが、仕事でも使っていました。
ちょっと重いですが、出張の際にも持っていってました。
このあたりになるとノート型もいろいろと使えます。
OS Xがバージョン上がるごとに進化していたのもありますが、ハードウェアのスペックも良くなってきているときです。
この頃から個人で所有するパソコンは皆さんほぼノートパソコンになっていたかと思います。
このときにIntel版のPowerBookといえるMacBook Proも登場しています。
PowerBook G4の後継機ですが、しばらくは併売されていました。
そしてMacBookはアルミボディのモデルが登場します。
なんと継ぎ目のない(見えない?)ユニボディです。
今もこのユニボディデザインは引き継がれています。
MacBook Proも同く登場しています。
このあと、MacBookは一旦ポリカーボネイトに戻ります。
MacBook Proと差別化しようとしたのでしょうか。。
ポリカーボネイトですが、ユニボディデザインです。
そしてMacBook Airが登場します。
薄くて軽いMacBookです。
このタイミングでタイトルのない「MacBook」はラインナップからなくなります。
余談ですが、この頃Windowsノートパソコンは薄型軽量が流行りのように登場していました。
SHARPのメビウスが世界最薄をうたっていたように記憶しています。
VAIOシリーズも負けじと登場していました。
当時VAIOはSONYのブランドでしたが、SONYのマーケティングの人がなにかの機会でAppleのスティーブ・ジョブズと話することがあったらしく、そのときに日本ではノートPCがどんどん薄型軽量になっていってて、すごい技術革新が起こっているという話をしたらしく、薄型軽量のVAIOを見せたそうです。
スティーブ・ジョブズは特に関心がないような態度だったそうですが、その後このMacBook Airがで登場したので、SONYのマーケティングの人は「あのとき日本市場の話をしたのがきっかけで出たんだ」と言ってました。
これは根拠の無い話なので、与太話として読み過ごしてください。
もうこの頃になるとパソコンのスタンダードはノート型となっています。
MacBook Proは継続して登場します。
そして、しばらくするとタイトルのないMacBookが再び登場します。
薄いです。
MacBook Airのようで、写真でみると無印MacBookなのかAirなのかわかりませんが、画面サイズに11インチのモデルがあるのがAirだけでした。
それからキーボードがバタフライ構造と呼ばれるものになります。
ですが、この後で無印MacBookはなくなります。
その前に2016年MacBook ProはTouch Bar付きのモデルが登場します。
キーボードは引続きバタフライ構造ですが、最近の話になりますが、このキーボードで不具体が多発して修理プログラムが発動しています。
実は私も現在MacBook Pro 2016を使っていまして、この不具合に遭遇しました。
「J」のキーが正しく動作しなくなり、タイピングがおかしくなります。
Apple Storeで現象を確認してもらって、結局キーボード交換となりました。
キーボードがまっさらになったので、Macも新品のようです。
このMacBookはめちゃくちゃ性能いいです。
常駐含めて複数アプリを起動していてもひっかからないし、仮想環境使ってもサクサク動くし、あと10年くらいは使えるんじゃないかと思います。
PCIeのSSDが効いていると思います。
めっちゃ速い。
そして現行モデルのMacBookラインナップです。
MacBook Airの11インチモデルが2016年になくなって、無印MacBookがラインナップからなくなりました。
楽しんでいただけたでしょうか。
ノート型のMacはバリエーションが豊富で、画面インチサイズの違いや色の違いなど含めると選択肢がいっぱいあります。
すべてのモデルを載せるのは大変で無理ですw
詳しい方がこの記事を読むと「あのときはこういうMacもあった」「あれはこうじゃなくてこうだ」みたいなことはあるかもしれません。
その辺はご了承ください。