Mac MINI (mid 2011)にSSDを換装する

2011年のMac MINIなためそこそこ古いので、もうこういったことはせずに買い換えている方のほうが多いかもしれません。しかし、最新のmacOS(この時点では10.12 Sierra)でまだまだ使えそうなので、パフォーマンスを上げてまだまだ使おうかと思います。そして、いろんな記事を参考に換装してかなり快適になりました。古いMac MINIにSSD換装やら増設やらはすでに多くの記事があります。いい記事はいっぱいあるので同じ内容で載せてもしょうがないから、ここでは実際に換装してみて他の記事になかったポイントを載せようかと思います。
全体的にスムーズにいったのですが、1箇所だけ何度かやり直したところがあるので、どうすればいいのかを掲載します。

SSDに換装する時のポイント

詳細な写真付きの手順はいっぱい記事があるので検索してもらって、ここでは全体の作業の流れと気をつけるポイントを説明します。
全体の流れとしては、
1.Mac MINIの蓋を開けて、HDDを外せるように必要な部品を分解する
2.搭載してあるHDDを外す
3.位置を整えて、SSDを取り付ける
4.分解した部品を取り付ける
1.も2.もファンのコネクタを慎重に抜くとか、カバーを外す時Wi-Fiのコネクタが繋がってるので引っ張らないなど、気をつけるポイントはあります。それらは他の記事で説明されているので、ここで説明するポイントは3.の「位置を整えて」です。ここが予想以上に何度かやり直したので、どうだったのかポイントを説明します。
今回使用したSSDは、
・Crucial CT525MX300SSD1/JP [Crucial MX300シリーズ SATA接続 SSD 525GB]
このSSDの形状は現在販売している他のものと同じ大きさかと思います。一般的かと思います。ただし、Mac MINI (mid 2011)に搭載しているTOSHIBA製のHDDよりも少し薄いです。横幅と縦幅は同じです。実はこの薄さのせいで固定するために何度かやり直しました。

固定する時のポイント

Mac MINIの中でHDDやSSDは、Wi-Fiアンテナが付いた網のカバーにネジ止めすることで固定されています。そして、Mac MINIに搭載しているTOSHIBA製HDDは固定するネジ穴の部分が少し厚みがあるため、網のカバーのネジ穴とちょうどフィットします。が、SSDは隙間があいてネジが届きません。


これはSSDを奥にいれてSATAに接続したあとにも少し下がっているためでもありました。ネジ穴の位置をあわせるために、SSDの位置が曲がってしまう場合は無理に合わせずスペーサーを付ける必要があると思いますが、ネジが届くように合わせてもSSDはまっすぐだったので大丈夫かと思います。ネジ穴に付いてるゴムのパッキンで調節できたのだと思います。
そこでやったのが、SSDが下がらないように網のカバーを取り付けるようにしました。もし、SSDを取り付けたときに、網のカバーをしても下がらなくてネジを付けることができればいいのですが、私の場合は下に落ちてしまうので、ネジ止めをするために指でSSDを持ち上げながらネジを軽くつけました。
あとはカバーの位置を整えて「ゆっくり」ネジを回して止めます。ゆっくり回さないとパッキンがとれます。
この作業を何度かやり直して取り付けたので、もし換装される方がいれば参考にしてください。
薄くて小さなスペーサーがあればそのほうが取り付けは簡単かもしれませんが。。w

シェアする