Ubuntuでapt upgradeがエラーのときの対処と、各種便利なことのまとめ

ITよろず

Ubuntuで「apt upgrade」で以下のエラーが表示されるとき

E: Could not get lock /var/lib/dpkg/lock - open (11: Resource temporarily unavailable)

以下のコマンドを実行すると治ります。

$ sudo rm /var/lib/apt/lists/lock
$ sudo rm /var/cache/apt/archives/lock

参考:E: Could not get lock /var/lib/dpkg/lock – open (11: Resource temporarily unavailable)

便利なおまけ

1.sudoコマンドでunable to resolve hostが表示されたら

「sudo: unable to resolve host YOURHOST」

以下のコマンドを実行すると表示されなくなります。

$ sudo sh -c 'echo 127.0.1.1 $(hostname) >> /etc/hosts'

hostsファイルが書き換えられているか確認します。

$ sudo cat /etc/hosts
127.0.0.1          localhost
127.0.1.1          hostname

# The following lines are desirable for IPv6 capable hosts
::1        ip6-localhost ip6-loopback
fe00::0  ip6-localnet
ff00::0  ip6-macastprefix
ff02::1  ip6-allnodes
ff02::2  ip6-allrouters
127.0.1.1  YOURHOST

2.Ubuntu起動時のGUIとCUIの切り替え

Ubuntu起動時にGUIを使わずCUIで起動したい場合は、ログイン画面が表示されているときに以下のキーを押すと切り替わります。

GUIでのログインができなくなったときとかに使います。(そういうときがありました)

Ctrl + Alt + F1~F9

GUIへの切り替えも同じキー操作です。

3.Ubuntuのバージョン確認

Ubuntuをいじっていて、このUbuntuはそもそもバージョンなんだっけ?というときありませんか?ww

記憶障害に近いレベルでぽーーっとしてますがw

そんなときのバージョン確認方法です。

いかのコマンドのいづれかで確認できます。

$ cat /etc/os-release
$ cat /etc/lsb-release
$ lsb_release -a

それぞれ実行すると以下のように表示されます。

$ cat /etc/os-release
NAME="Ubuntu"
VERSION="19.04 (Disco Dingo)"
ID=ubuntu
ID_LIKE=debian
PRETTY_NAME="Ubuntu 19.04"
VERSION_ID="19.04"
HOME_URL="https://www.ubuntu.com/"
SUPPORT_URL="https://help.ubuntu.com/"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.launchpad.net/ubuntu/"
PRIVACY_POLICY_URL="https://www.ubuntu.com/legal/terms-and-policies/privacy-policy"
VERSION_CODENAME=disco
UBUNTU_CODENAME=disco

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=19.04
DISTRIB_CODENAME=disco
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 19.04"

$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID:        Ubuntu
Description:        Ubuntu 19.04
Release:        19.04
Codename:        disco

4.NASのドライブをマウントする

NASをマウントするのにcifsを使います。

まずはcifs-utilsをインストールします。

$ sudo apt install cifs-utils

そしてマウントさせたいディレクトリを作成します。

$ midir ~/share

以下のコマンドでマウントします。

$ sudo mount -t cifs //nas-address/public ~/share -o username=nasuser,noexec,nosuid,nodev

NASユーザーのパスワードを聞いてくるので入力するとマウントできます。

Password for nasuser@//nas-address/public:

普通はこれでマウントできると思うのですが、SynologyのNASはエラーになります。

mount error(95): Operation not supported
Refer to the mount.cifs(8) manual page (e.g. man mount.cifs)

どうもSynologyのNASに接続するときは、バージョンを示すオプションがいるようです。

それも、1.0です。

$ sudo mount -t cifs //nas-address/public ~/share -o username=nasuser,vers=1.0,noexec,nosuid,nodev 

理由は、よくわからないのですがw、どうもWindowsとの接続性を考慮しての1.0利用だそうです。 ほかのNASへ接続するときも同じようなエラーとなったときは、これを試してみてください。

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