以前よりMacを使っているのですが、古いMacの写真を見ていると古いものから順に写真を並べてみるとおもしろそうだったのでまとめました。
でもここでは、年表を正確に表示しているわけではありません。
何年にリリースされたものだとか、細かい情報は省いて大雑把に古いものから並べてみましたw
わかりやすくMacの型で記事を分けました。
「タワー型・デスクトップ型・ノート型・一体型」に分けています。
まずはタワー型から掲載します。
歴代Mac(タワー型編)
Macは長い歴史のあるコンピューターなので、これまで販売されてきた機種は多種多様です。
ここではMacの誕生からではなく、Macが一般にもぼちぼち広がってきたPowerMacintoshあたりから写真を並べたいと思います。
PowerMacintoshはApple、IBM、Motorolaの三社が共同で開発したPowerPCを採用したMacintoshです。
この頃はもうMacでAdobeの製品を使ってデザイン会社などは仕事をしているところがいくつかありました。
第1世代のPowerMacintoshはそれまでのMacと互換性を重視した設計となっているのでPowerPCの性能を十分に発揮できていませんでした。
次の第2世代では設計を一新しPCIバスを搭載したほぼATX規格の構造をしたMacでした。
当時PowerPCは性能もよくMacに搭載できるメモリも当時にしては大量に搭載できたので、画像を扱うデザインや映像関係などで使われていました。
そして、第3世代となるPower Macintosh G3ではこれまでの独自技術の路線をやめ、さらにPC/AT互換機の技術を取り入れてコストを削減しながら性能のいいコンピューターを目指していました。
これまではHDDの接続は主にSCSIでしたが、このときにEIDEに変更されています。
PowerPCですがアーキテクチャはPC/AT互換機です。
私がMacを最初に購入したのもこの頃です。
この機種は拡張性も高く、写真には無いですが、3.5インチのMOドライブを増設していました。
MOディスクの容量は640MB位だったと思います。
このMacの構造がおもしろいんです。
増設などいじるときにMacを開けるのですが、まずてっぺんにある緑色のボタンを押して横を開けます。
そして段差のあるほうを下にして横向きに置き、本体の真ん中から90度折り曲げます。
画像が無いのが残念なのですが、筐体の右側が段違いになっているのは、本体を90度折り曲げるためなんですね。
言葉で想像できたでしょうか?ww
この筐体がなんとなく好きで2010年くらいまで持ってたのですが、とうとう処分してしまいました。
自作PCのケースにしようとも思ったこともあるのですが、かなり加工しないとダメっぽかったので諦めました。
この頃のMacのOSは漢字Talk7からOS8へ変わる頃でした。
OS8の登場のときもだいぶMacが変わった印象を覚えています。
それまで以上にいろいろできるようになったといいますか、使いやすくなったといいますか。
その頃のWindowsパソコンはWin3.1やWin95と盛り上がりをみせていました。
OS8になってWin95くらいまで一般でも使えるようになってきたかなといった印象です。
普段仕事ではWindowsを使ってましたので、プライベートでMacを使ってました。
このあと、衝撃的なあのiMacが登場します。
タワー型もあのクリアなデザインを踏襲していきます。
そのとき発売されたのがPower Macintosh G3 Blue&Whiteです。
このモデルでSCSIがなくなりました・・・
いくつか外付けの装置もSCSIのデイジーチェーンで使っていたので、もう拡張ボードとか使わないと使えないのかぁって感じですね。
またAdobe製品などがADBのドングルでライセンス認証してたりしたので、この機種もまだADBインターフェイスはありましたが、これが最後となりました。
そしてPowerPCも第4世代のG4となります。
この頃のMacのOSはOS9がメインです。
私はこのQuick Silverを使っていました。
このMacを使っている時期にMac OS Xが登場しました。
当時OSを含めてソフトウェアはパッケージ販売がメインだったので、手元に当時のMac OS Xのパッケージは残っています。
また別の記事で掲載したいと思います。
そして、このポリタンクの最後になったのがMirrored Drive Doorsです。
このあとMacはG5へと移行していきます。
G5でデザインがガラッと変わります。
このG5がPowerPC最後のモデルとなります。
Intel Macは2006年から登場するのですが、同年の8月くらいまで販売されていました。
当時はIntel MacとPowerPCの両方が使われていたので、OS XにRosettaというテクノロジーが搭載されて、Intel MacでもPowerPC用のバイナリが実行できるようになってました。
ソフトウェアの動作速度は、遅いですw
それとは別にMacに仮想環境ではなく、直にWindowsをインストールできるBootcampで世間はざわついていました。
Bootcampは現在でも使えますが、当時Macの筐体を使ってWindowsとMacのディアルブート環境が作れるということだけでワクワクさせるものがありました。
そんなIntel Macのタワー型がMac Proです。
IntelのCPUを搭載しても筐体はしばらくG5と同じでした。(内部はだいぶ変わってます)
この筐体でMac Proはしばらく続きます。
IntelのXeonが搭載されたMacです。
最初のモデルは10年以上前になりますが、今でも使えるスペックかもしれません。
デザインもシンプルでこのときのデザインが一番好きかもしれません。
このあと衝撃的なデザインのあのMac Proが登場します。
単体の写真を見るとまるでゴミ箱ですw
そうです。ゴミ箱と言われていましたw
以前のデザインよりだいぶ小型化されています。
インターフェイスの穴がいっぱい空いてます。
このときには光学ドライブを内蔵しないのが主流になっています。
Windowsパソコンも含めたパソコン全体の流れとして、現在ではほとんどのモデルで光学ドライブは内蔵されていないです。
今は光学ドライブを使うニーズが低く、利用する場合は外付けで十分だからだと思います。
このモデルのMac ProはProduct REDのチャリティーオークションで赤の一点物がありました。
なんと、、約9900万円で落札されています・・
一般販売されているモデルはBTOで最高スペックにすると100万円を超えるので、これでもかなり高価ですが、破格の金額となっています。
Mac Proになってから高級Macのポジションとなって手の届かないMacintoshになりました。
その分、デスクトップ型編で紹介するMac miniが比較的廉価でスペックもそこそこのMacが手に入ります。
現行のMac miniも少し高価になっていますが・・・
そして、今は2019年秋に発売予定のMac Proが公開されています。
以前のように箱型に戻っています!
ただ少し設備感があるのは気になりますがw
パソコンというよりも何かの設備のような・・
画像の横に写っているディスプレイがまたスペックがすごそうです。
32インチの6kディスプレイです。
Mac Proももはやサーバーのスペックです。
こうやって過去から見ると、どんどん進化しているのがわかります。
未来のタワー型Macはどんな風になっていくのでしょうか。
楽しみですw