WordPressは投稿記事の更新履歴を保存するリビジョン管理機能を持っています。デフォルトでは履歴数の制限がないので、変更するたびに履歴が数限りなく増えていきます。余り古い履歴を残しても利用することは無いと思うので、履歴数を制限する方法をまとめておきます。
リビジョン管理機能について
リビジョン管理機能は投稿記事を変更するたびに、その内容を記録して以前の内容に復元することができます。編集画面にある、リビジョン項目や更新履歴一覧のハイパーリンクをクリックすると、表示された変更内容を確認して復元操作ができます。
更新履歴一覧の表示は更新するたびに増えていきます。
更新履歴数の制限方法
履歴数の制限はwp-config.phpに設定を追加するだけで実施できます。
例えば、履歴数を5に制限したい場合は、以下の1行をwp-config.phpに追加します。
define( 'WP_POST_REVISIONS', 5 );
ただし、wp-config.phpにある以下の行より前に追加しなければなりません。
require_once(ABSPATH . 'wp-settings.php’);
また、defineで指定する数値をfalseもしくは’0’にすると、更新履歴を保存しなくなります。これをtrueもしくは’-1’にすると全ての履歴を保存します。デフォルトではこの値になっています。
履歴数を設定したあとは、既に多くの履歴がある場合でも、投稿記事を更新すると設定した数だけ最新の履歴が残り、古いものは全てなくなります。