最新のスマホはバッテリーも長持ちするものが多くありますが、それでもやっぱりバッテリーが足りないと思うことも多いと思います。それは、スマホが進化するのに合わせてアプリも進化して、特にゲームは面白いものがどんどん出てきますがどんどん多くのバッテリーも消費しているのが実際です。
だからといってすでにスマホを手放すことのできない生活になっているので、モバイルバッテリーは必需品となっています。
容量(mAh)の見方
モバイルバッテリーを選ぶときは、携帯性、デザイン、使いやすさなどいろいろ検討すると思いますが、どれくらい充電できるかも気になりますよね。
それはバッテリー容量(mAh)でチェックします。この「mAh(ミリアンペアアワー)」は何かというと、放電容量といって電気の流れる量の単位です。電流は「A(アンペア)」の単位で表します。「Ah(アンペアアワー)」は電流A(アンペア)と時間h(アワー)を意味している単位です。つまり、これは1時間流すことのできる電気の容量を表しています。例えば、1Ahの場合だと1時間で1A流せる容量ということになります。
そして、「mAh(ミリアンペアアワー)」はA(アンペア)のさらに小さな単位を表しています。モバイルバッテリーは電流が小さいのでmA(ミリアンペア)という単位で表されています。なので、モバイルバッテリーの1時間電気を流すことのできる容量は「mAh(ミリアンペアアワー)」となっています。ちなみに、1mA(ミリアンペア)は1/1000A(アンペア)です。
容量のチェック方法
mAhについて分かったところで、どの数字のものを選べばいいのかをチェックしていきましょう。どれくらい充電できるバッテリーかも知ることができます。
使っているスマホもバッテリーが内蔵されているので、容量はmAhでどこかに記載されています。まずは普段使っているスマホのバッテリー容量を見てみましょう。
例えば、普段使っているスマホバッテリー容量が2,000mAhだとします。もしモバイルバッテリー容量が10,000mAhの場合、このバッテリーで充電できるのは「10,000÷2,000=5」ということで5回できます。と、考えられるのですが、モバイルバッテリーを使用する際には電圧変換があるので余分に電力を消費します。そのため、実際に充電できるのは容量の半分くらいだといわれています。この場合だと約2.5回充電できることになります。
実際のスマホで見てみましょう。例えば一昔前のiPhone6のバッテリー容量は1,810mAhです。そしてCheeroのモバイルバッテリー容量は13,400mAhです。このバッテリーでiPhone6を充電できるのは、
iPhone6 => 1,810mAh
cheero => 13,400mAh
13,400 / 1,810 = 7.4033回となり、約3回充電できることになります。
iPhone XRだとバッテリー容量が2,942mAhなので、
13,400 / 2,942 = 4.5547回となり、約2回充電できることになります。
まとめ
モバイルバッテリー容量の見方を少し詳しく知るだけで、バッテリーの選び方も充実してきます。自分に必要なバッテリーを無駄なく選ぶための参考にしてください。